●注目の森喜朗首相民事裁判報告 いよいよ窮地に陥った森が再び引き延ばし作戦!?

   11月10日、本誌が森喜朗首相を名誉毀損で反訴したことは既にお伝えしたが、森首相から”提訴された”裁判の方ももちろん続行している。そして11月13日には第5回の公判が開かれ、ここ数日の”政変”のためか、10数名ほどの記者が傍聴するという注目の裁判となった。この公判で本誌弁護人は森喜朗に対しての反訴状を陳述し、両事件(森側の提訴と、本誌側の提訴)が併合されて進むことになる。ところが森側は前回に続き森側の山本弁護人が欠席、若い浅倉弁護士のみが出席し、裁判所が森側に進行についての意見を聞くと「被告が取材源についての取り調べを求めるべき」との鼻で木を括った発言。それに対し裁判所は「当事者が求めないものを裁判所として調べるつもりはない。次回までに反訴に対する答弁書を提出せよ」というものだった。要するに「自分(森側)からは何も立証しないで相手にばかり押し付けるような態度は通用しない」というのが裁判所の本意だと理解される。こうした森側の態度から、ますます森喜朗が追いつめられているとの確信を本誌は持ったものの、政局急変の中で裁判進行のもどかしさも痛感させられる。というのも裁判所から次回期日を12月中にとの打診があったが、森側は「差し障りがある」と来年にまで”引き延ばす”挙に出たのだ。ということで、次回公判は2001年1月16日午前10時となったことを報告しておきたい。森喜朗にとってはとりあえずこの裁判での年内ピンチを乗り切ったということになる。ウ−ムである。 (00/11/14)

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