●あの坪内祐三氏が暴漢に襲われ重傷説の真相!犯人を巡り無責任な噂が跋扈し、本人も当惑

 ここ2週間ばかり、出版関係者や文壇・論壇関係者の間である”噂”が駆け巡った。それは「坪内祐三が襲われて重体」「脳挫傷でICUに入っているらしい」などというもの。しかも関係者がなぜか口をつぐんでいるため、噂は広がる一方なのだ。坪内氏といえば『噂の真相』でも何度か取り上げたことのある気鋭の評論家。しかもここ最近雑誌連載などで何人かの言論人に対し、痛烈な批判や論争を巻き起こして話題になっている人物。そのためか、「犯人は坪内に批判された安原顕」「いや沢木耕太郎だ」「いやいや坪内の著作『靖国』に絡んで右翼に刺された」等々ウワサ話は広がるばかり。『噂真』としても、「和久・西川刑事裁判」の証人に出廷してもらうなどこれまでの関係から、心配になって本人電話するも、いつも留守電。そこでメッセージを吹き込んでおいたところ、本人と連絡がつき、その真相が明らかになったのだ。
 坪内氏によると実際、暴漢に襲われ現在も入院中だというのは本当のことだった。11月の下旬の深夜、新宿ゴールデン街から帰宅するためタクシーを探していたところ、「ヤクザ風」の男2人組に因縁をつけられ、言い返すやいなや顔面に一発くらい転倒。その後も男たちから殴る蹴るされ、財布もこの時紛失したという。しかし本人はそのまま帰宅しようとタクシーに乗ったが、車中で体が痛くなり警察へ、そこから救急車で病院へとなった。そこで、歯が3本折られ顔面も骨折していることから急遽入院。さらに翌日には激痛が襲い、内臓から出血までしていることが判明し急遽手術、集中治療室へ、となったという。本人曰く「あのまま家に帰っていたら死んでいたかも」という重傷だったのだ。現在も入院中の氏だが、電話の本人はいたって元気な様子で一安心。しかし「近い内に再手術するから21世紀は病院で迎えるかも」というから、かなり重傷だったことは確かだ。一方、犯人は「警察から心当たりは?なんて聞かれたけど沢山あり過ぎて(笑)。でも本当にいきがかりで殴られたから、おそらく見つからないだろうね」という。この話を聞いた本誌編集長も「俺が右翼に襲われた時よりもはるかに酷い怪我だ」と心配顔であった。ともあれ、本誌スタッフも是非お見舞いに行くので、早くよくなってほしいと切に願うばかりだ。(00/12/14)