●田中康夫氏が長野県知事当選で本誌にも取材殺到!「ぺログリ日記」連載も次はスペシャル版で続行!
周知の通り、本誌で「東京ぺログリ日記」を連載中の田中康夫氏が長野県知事に当選した。5期20年にわたる吉村午良前知事が後継候補にまつりあげた池田典隆副知事は万全の組織選挙で臨んだが、長野県政にあきあきしていた有権者はNo!を突き付け、田中氏に対して新しい風を期待した結果となった。本誌としては、この選挙期間中、池田陣営が「東京ペログリ日記」を大量にコピーして配りまくって反田中キャンペ−ンに利用していただけに、その点でもホッとする、うれしい限りのニュースだった。 当選を報じた新聞やテレビは、「ペログリ日記」の事にも触れていたが、田中氏本人が「日記は再開する」と本日の記者会見で語ったことから、スポーツ各紙もいっせいに「ペログリ日記は続くのか」という取材が本誌に殺到。むろん、12月号(11月10日発売)では拡大版「東京ペログリ日記」として6ページの増頁が決定しており、それ以降も連載が続行することは、田中氏との間では既定の方針。ただし、知事になったことで田中氏の拠点は長野市に移ることになるので「東京・長野ペログリ日記」ていどのタイトルの修正ぐらいはあるかもしれないが、それは、今後の田中氏との打ち合せ次第だが、原則的には内容にはいっさい変化なしである。 この際だから、本誌が田中氏を連載に起用した際のコンセプトを編集長自身から明らかにし、池田陣営が逆宣伝に使ったことにたいしても“ひとこと述べておきたい”。 「田中氏は他の文化人や作家と違ってホンネとタテマエを使い分けたり、表向きにはエラソーなことを語りつつ、裏ではいい加減なことをやっているタイプとは全然違う。この言行一致こそが田中氏が真にオピニオンリーダーたりえる基本的スタンス。他の文化人も模範とすべき、といいたいくらい。ペログリ、ペログリと騒いだ人々は田中氏が政治やメディアに対する鋭い分析を書いたり、神戸空港建設反対運動で四方八方を駆けずり回っている日常行動の中で、人間としては当たり前の行為を身ら公開する勇気にはむしろたたえられていい。田中氏は独身なんだから、その点でも他人がとやかくいうことではないはず。逆にこの姿勢こそは田中氏が知事として、情報公開を率先してやっていく、開かれた県政に必ずつながると確信している。吉村体制下の非公開、闇体質こそ、社会的にも道徳的にも、むしろ問題だったのではないか」 ともあれ、田中氏の当選は田中氏のこうした生き方そのものが、池田陣営のネガティブキャンペーンにもかかわらず、勝利につながったわけで、まさに“光は信州から”“光は田中康夫から”と、新しい時代に向けた地方自治に大いに期待しておきたい。 (00/10/16) |