●森喜朗の犯歴データ公開に裁判所がなぜか躊躇! 公人中の公人の裁判におけるシロクロ結着は当然!

 7月25日 森喜朗との民事裁判の第2回弁論が開かれた。本誌弁護人は、記事の信憑性に関しては警視庁に保管されている犯歴データを公表すればすべてこと足りると調書嘱託を申し立てていた。このため、この日の法廷には朝日、読売、毎日、NHK、産経、内外タイムズなどの記者たちがつめかけていた。森喜朗の売春検挙歴が法廷で証明されれば、記事はデタラメとして民事提訴してきた森は決定的なダメージを受け、政局は大きく転換する可能性があるだけに当然といえば当然だった。
 ところが、公判中、裁判所は「合議する」といって約10分間退席し、法廷に戻るやいなや、森側の弁護人に向かって「原告としては記事の公共利害性・公益目的性については争わないのか」と釈明を求め、森側弁護人からは「争う」という返事を引き出すと、「では、原告の主張を出してもらいたい。それに対する被告の反論を見てから結論を出す」と言い出したのだ。しかもこれまで森側の弁護士は「記事の公共利害性・公益目的性を争う」という主張はいっさいやっていないのに裁判所が”助け舟”を出したも同然なのである。  本誌から見れば裁判所が犯歴データでシロクロの決着がつくのを恐れたか、時間稼ぎとしか思えない。当然、本誌としては公共利害性や公的目的という当り前すぎる反論に時間を費やさなければならない。単なる時間と税金の無駄遣いにすぎない。
 司法・立法・行政は一体何のために独立しているのか。まさか森喜朗の任期は年内一杯と見なされていることから、その間一国の総理に粗相があってはならないなどと政治的に考えているとしたら言語道断である。この公判、まさに三権分立のはずの国家権力が一体化してなれ合いでやっているのではないかとの一部の疑惑が問われることになり、注目すべき事態を迎えるかもしれない。
「裁判所の出方によっては、公判放棄だ!」と編集長は叫んでいるが、さてどうなることやら。次回、注目の公判は8月22日午後1時30分より東京地裁631号法廷。ぜひ傍聴してほしい。ちなみに本誌が出した準備書面(7月25日付)に興味のある向きは
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