●創刊21年目にして『噂の真相』瓜ふたつの新雑誌が登場し、呆然!! 月刊『政界』の恩田貢氏が『噂』なる前代未聞のパクリ雑誌創刊!

 『噂』なるタイトルの雑誌がこのゴ−ルデンウィーク明けの10日、まさに本誌と同じ発売日に、本屋に並び、波紋を呼んでいる。というのも、この雑誌、表紙、背表紙から内容まで『噂の真相』ソックリ、瓜ふたつなのだ。そのため、本誌に対して、「『噂の真相』の別冊が出たのか」とか「兄弟誌なのか」といった問い合わせが入り、電話を受ける担当者もいささかウンザリぎみなのである。しかもこれに対してTBSの朝番組「エクスプレス」の雑誌コーナーや夕刊紙などから取材や問い合わせが入るにいたって、黙殺というわけにもいかず、何らかの対応を迫られる事態になった。
 それにしても、この徹底したパクリには本誌スタッフも呆然というのが第一印象。実はこの雑誌の編集発行人をつとめる永井与志満氏が、オーナーでもある恩田貢氏の子息と一緒に“仁義”を切ってあいさつされた経緯があった。その際、発売日も同じ日で、表紙なども似たものになることは伝えられていたが、これほどまでにソックリとは予想もしていなかったという。編集長曰く。
「編集者としてのプライドはないのだろうか。オーナー(恩田貢)の指示があったにしても、臆面もない感じ。少なくとも、ウチの雑誌と関係あるものと間違って買ってしまうという事態も起こっており、次号で何らかのメッセージを読者向けにやらざるを得ないだろう」
 ともあれ、この事前のあいさつの際、本誌編集長は「ヒドイ雑誌だったら遠慮なく批判させてもらいます」と伝えており、仮にこの雑誌がいわゆるブラックジャーナリズムの手法をとるようなことがあれば、容赦なく批判していく方針。しかもこの雑誌は表面上や形式的には『噂の真相』をパクっているものの、内容はいわゆる経済誌やブラックジャーナリズムに近い編集内容となっており、本誌としては内容に関してはまったく問題にしていないし、ライバルにもなり得ないと考えている。
 ちなみに表紙や背表紙をぱくられた形の杉浦康平デザイン事務所は「当面は静観したい」とのことで、本誌としても基本的には「これほどソックリのものが出てきたということは、それだけ『噂真』が市民権を得たこと」と鷹揚に構えていく方針である。(00/5/15)