●オープン戦の途中で倉敷市から戦線離脱した巨人軍清原選手の空白の一夜を本誌が独占キャッチするも、ホテル密会撮影に失敗!

 夜11時に、編集長に電話が…。電話をとった瞬間、編集長のサングラスがキラリと光った。「ジャイアンツの清原和博が女連れで赤坂のホテルのとある部屋に入った」という情報だったのだ。電話の相手は編集長の知人で信憑性は高い。すわっスクープか!と色めきたつ編集部。早速、カメラ班のリーダーT記者に電話。ところが、T記者「今、吉祥寺で取材中」との返事。が、受話器からキャバクラの嬌声が…。
 あきれつつも電話を切った岡留編集長は、一刻を争うため、一人でそのホテルに先乗り。編集部に残っていた若手編集Mと、新人のI嬢の二人がカメラの準備をして5分後に続く。二人が清原選手が入った階に、到着すると、編集長はすでにロケハンずみでカメラアングルまで指示。「清原は六本木の行きつけの店に遊びに行く可能性があるから、情事が終わって出かけるシーンを撮ろう」と勇ましくハッパをかけた編集長はそのまま「じゃあ後はよろしく」といいながら、六本木の夜の街に消えてしまったのだ。
 残された二人、清原の行きつけの店の閉店時間まで張り込むことに…。カメラのバッテリーも満タン。いつなんどき、清原が女と出てきても激写、即フォトスキャンダルだ!ところが、出てこないのである。その階の部屋から出てくるのは怪しい商売をしていると思しき中年やら、外人カップルやら…。あっというまに店の閉店時間になり、バッテリーの電池も切れそうになったため、編集長に状況報告の電話。すると「じゃあ、あがっていいや」と編集長、写真も撮れてないのに、なにやら上機嫌。そしてまた奥から嬌声が…。その音は明らかに六本木のクラブかキャバクラのようだ。
 カメラのバッテリーが切れた二人は意欲も途切れて、張り込みを撤収。やりきれない気持ちで、張り込み班は酒を片手に二人で反省会を開始。そこで清原のスケジュールをチエックしてみると、ジャイアンツのオープン戦はその日が倉敷、明日が岐阜で試合があることが判明。チームに帯同している清原が常識的には東京のホテルにいるわけがない。
 ところが、である。次の日、岐阜での試合の結果を聞いてI嬢は驚いた。張り込みした次の日の岐阜での試合の後、清原が怪我をして戦線離脱していたというのだ。前夜のトンボ帰りというハードな夜遊びのタタリか!? さらに判明したのは本誌が張り込んだ日から、チームとは別行動をとっていたという。そのニュースを聞いた編集長は「清原は一日で倉敷―六本木―岐阜のスケジュールくらい平気なタフガイなんだ!」と解説。I嬢は「撮れていたら、初仕事で大スクープだったのに…」とくやしがることしきり。スポーツ紙すら知らなかった清原の隠密行動をキャッチした「噂真」のスクープだったはずだが、写真がなけりゃ、せいぜい一行情報扱いにしかならないだろう。無念!

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