●第1位「岡留編集長に逮捕間近か!? の情報流布」

 7月頃から「編集長が逮捕される!」との噂が複数の関係者から本誌に寄せられた。その理由は「『噂の真相』が警察庁長官のスキャンダル記事をぶちあげる、という情報を入手した関口警察庁長官が、自らのスキャンダル潰しのために岡留編集長を逮捕しろ、と命令を出した」というものだった。当時、本誌の「則定スキャンダル」の余波が続いており、第二の則定になることを恐れた関口の直々の指令だ、との情報だったのだ。また「編集長だけでなく、スタッフも狙われている」との情報もあったため、編集部では万一のガサ入れに備え、監視カメラ設置や警察の対応の確認などの対策を講じたのだった。また編集長は、身柄を拘束されるという最悪の事態を回避するため、雑誌が校了する度、毎月のように海外へ逃亡するという対応をせざるをえなくなった。そして9月10日、編集長が逮捕されることなく、またガサ入れもなく問題の関口スキャンダルが掲載された10月号は無事発行されたのだ。その後も様々な編集長逮捕等に関する情報が入ってきたが、現在はそれも落ち着いた状況にある。が、逆に『週刊文春』の第二弾追撃もあって霞が関では関口辞任の声が強まっている。

第2位「 創刊20周年記念号別冊『噂の真相の真相2』発行」

99年4月、『噂の真相』は20周年を迎え、その記念号として別冊『噂の真相の真相2』が刊行された。10年前、やはり10周年記念号として刊行された『噂の真相の真相』に続く第二弾だった。巻頭対談や編集長インタビュー、この10年の『噂真』事件史、フォトドキュメント『噂の真相』24時など、『噂真』の誌面ばかりではなく編集部の”内情”なども掲載した中身の濃い一冊となったと自負している。だが、別冊作成の編集部内部は連日の徹夜という過密スケジュールのため、倒れたりキレたりするスタッフが続出、狂乱の編集作業の連続だった。しかし、すっかり落ち着きを取り戻した今となってはそれもいい思い出となり、スタッフ間の結束もより一層強まるという結果となった別冊入稿作業だった。

第3位 『噂の真相』ホームページ開設 早くもヒット数40万を突破!

アナログなイメージの『噂の真相』もインターネット時代に乗り遅れまいと少しハイテク化された99年、その象徴がこのホームページ開設だろう。業界初の試みといわれた「20年間バックナンバー一挙公開」を敢行し、「最新情報」では月刊誌のハンデを克服する速報性で勝負、また「編集スタッフ日記」は編集部の内情と、『噂の真相』の誌面では取り上げられない情報もフォローし12月26日現在、ヒット数が40万を突破した。その準備期間は7カ月にも及んだのだが、その甲斐あってホームページに関する取材や紹介記事などの依頼も多数舞い込んだ。さらに注目すべきはこれまでワープロさえも使わなかった岡留編集長がパソコンを購入、インターネットでホームページを自分でチェックできるまでの腕前となったことだ(苦笑)。21世紀にはインターネットというメディアの役割がますます大きくなるだろう。本ホームページも21世紀に向け、より充実させていく方針である。

第4位「 今年の編集長賞!! 則定スクープのN記者と乱交スクープのT記者が受賞」

『噂の真相』記事ベスト10の上位1、2位の記事(「次期検事総長確実視される則定衛高検検事長のスキャンダル劇」 5月号、「若手有名俳優たちが夜毎通って来る秘密乱交パーティを遂に発掘スクープ!!」8月号)に編集長賞が贈られた。これはスクープに対して編集長が(不定期に)贈る賞だが、「則定」記事はN記者。そして「乱交」記事にはM記者が受賞し、賞金が授与されたのだ。賞金の使い方はというと、N記者は「則定」記事発売直後に式を挙げた妻との新婚生活の資金の一部に、M記者は「乱交」記事のネタ元と共に銀座のクラブで豪遊したという。

第5位「 K副編集長が天敵の吉永祐介元検事総長と密会(!?)」

ここ最近「本誌K副編集長が元検事総長と昵根の仲になった」との噂が『噂真』編集部内で囁かれている。事の発端は『噂真』10月号の一行情報に元検事総長の吉永祐介本人から抗議があったことだ。これに対処するためK副編集長が吉永の事務所に赴くことになった。吉永といえば本誌が東京地検特捜部に起訴された当時の検事総長であり不倶戴天の敵ともいうべき存在だ。ところが、あろうことかK副編集長は編集部に帰ってくるなり、「会ってみると仲々物わかりのいい好々爺だった」などと自慢気に報告し、編集長以下スタッフたちを唖然とさせたのだ。何でも吉永とK副編集長はざっくばらんに話をし、抗議についても次号でおわびを出すことで話はすんなり決着したという。しかも抗議の話が終わった後も延々1時間半以上にわたって雑談で盛りあがったというのだから、スタッフ一同愕然、茫然である。だが、この話を聞いた吉永を知る本誌刑事事件担当弁護士にも「それが吉永さんのいつもの手なんだよ、K君もやられたね」と失笑されてしまう始末。トホホ、の密談(?)となったわけだ。ちなみにK副編集長は吉永との雑談の最後に「なぜ『噂の真相』を起訴したんですか?」との質問をしたところ吉永は「オレだって起訴するなんて聞いてなかったよ。あんな程度の事件はオレのところに上がってこないんだ。オレだって起訴したって聞いてビックリしたんだから」と応えたという。きっとこれも騙されたのだ、というのがスタッフや関係者の一致した意見である(笑)。

第6位「 編集部Y嬢が『噂真』初のベビー出産」

過去子持ちのスタッフがいなかった『噂の真相』だが、99年2月4日、スタッフY嬢が出産し、めでたく『噂真』第一子ベビーが誕生した。名前はミトチャンという女の子。奇しくもあの林真理子センセイの子供と同じ誕生日だ(笑)。予定日より少し早く生まれてきため、最初は体重2320gと小さ目で誕生したが、その後は病気ひとつせずスクスクと育ち、現在では、体重が10kgと標準よりもかなり大きく立派に成長している。現在スタッフYは産休から復帰し、バリバリと仕事をこなしており、その間ミトちゃんは近所の託児所に預けているのだが、その託児所でも一番の食欲をみせているという。そんな元気なミトチャンは時々お母さんのY嬢と一緒に編集部にやってくる。そしてY嬢は傍にいるスタッフに子守りをさせ、どこかに行ってしまうことしばしば。まあ逞しいお母さんぶりでもあるのだろうが、なんと編集長も時折抱っこさせられ、子供をあやしている姿はまさにトホホ、ものである。

第7位「 宮台の愛人と噂されたN嬢がなぜか『噂真』でバイト」

『噂の真相』98年12月号グラビアに「宮台真司の愛人」として登場した女子大生がいた。その後、この記事の影響からその女子大生の運命は大きく変わってしまったのだ。なにしろ記事掲載から数ヶ月後、その女子大生N嬢は、なぜか『噂真』の編集部に日々通ってきたのである。復讐のために抗議に通ってきたのか!? いや真相は全く違う。何と『噂真』編集部でバイトを開始していたのだ! N嬢はこの「愛人」記事が掲載されたことにより、それまで手伝っていた宮台の秘書的仕事ができなくなったのだが、それを気の毒に思った岡留編集長は、N嬢が優秀だとの情報を聞きつけ「だったらウチでバイトすれば?」という誘いをかけたのだ。なんとも大雑把な編集長だが、すぐに快諾したN嬢も負けず劣らずのツワモノである(笑)。それ以来、N嬢は学業の傍ら『噂真』編集部に通う日々を送っているのだ。そして別冊『噂の真相の真相2』の執筆編集作業やホームページ作成で多いにその優秀な能力を発揮している。いまではN嬢と編集長が新宿ゴールデン街で呑み歩くこともあり、まずはめでたしめでたし。

第8位「 編集部のステーキ肉5枚が紛失!」

編集部の大事件(珍事件)といえば、この事件がダントツだろう。11月のある日、 編集部の冷凍庫にあったはずの高級ステーキ肉5枚が忽然となくなってしまったのだ。この日編集部の台所でステーキ肉を焼こうとしていた編集長は冷凍庫の”ある異変”に気づいた。5枚あったはずの肉が一枚もないのだ。肉大好きの編集長は唖然とし、早速スタッフ全員に聞き込みを開始。が、誰も持ち帰っていないというのだ。以来編集部では「本当は誰が持ち帰ったか」「犯人は複数ではないのか」などと俄か探偵ゴッコが横行、編集長直々に「キミだろう」と”断定された”スタッフもいて(もちろん冗談だと編集長は言っているが)一大騒動となってしまったのだ。そして99年も終わろうとしている現在、未だ犯人が誰かわかっていない、不思議な事件なのである。ところが、12月にこの”事件”を聞いた新人スタッフI嬢の岡山のご両親が高級黒和牛肉のお歳暮をドッサリと送ってくれたのだ。「せっかくだからみんなで会社でスキヤキパーティをやろう!」という編集長のツルの一声で編集部ですき焼き&しゃぶしゃぶパーティとなった。編集長に肉紛失の”犯人疑惑”をかけられた数名の男性スタッフも含め皆でガツガツと肉の食い合い合戦、ステーキ肉紛失も過去のものとなった瞬間だった。一度に2種類の高級肉料理を味わい、デザートはこれまたお歳暮でもらった超高級マスクメロンで締めくくる、という贅沢な夕べとなった。I嬢のご両親のおかげで、今回の肉紛失騒動もどうやら一段落、となったのだ。

第9位「 中森明夫、本誌Kデスクから新人スタッフI嬢にのりかえ意気揚々」

そのI嬢だが、両親の愛情厚く育ったためか天真爛漫、いつも笑顔で編集部のムードメーカーになりつつある。しかし、このI嬢にいち早く目を付けたのが、”黒幕”中森明夫だ。これまでデスクKにご執心だと思ったら、若くぽっちゃりしたI嬢にすかさず乗り換えたというわけだ。時折編集部を訪れる中森氏はI嬢を食事に誘ったり電話をかけてきたりと、熱心に口説いて(?)いる。さすが黒幕、目ざとい! しかも”東京の父親がわり”である岡留編集長に挨拶し仁義まで切る段取りの良さ。「今後はデスクKからI嬢に乗り換えますのでよろしく!」。これにはさすがの編集長も唖然とし、「あ、ああ」とふたつ返事で答えてしまったという。中森氏の21世紀のプライベート生活に幸あれ!

第10位「 デスクKがバンコクでキムタクに遭遇!」

一方のデスクKは休暇中のバンコクでキムタクと遭遇し、未だに舞い上がり状態にある。たまたま映画ロケでバンコクに訪れていたキムタクと偶然同じホテルになり、プールでキムタクを発見、優雅にビールを飲みながら”泳ぐキムタク”を眺めて過ごしたことが、よほど自慢らしい。そのミーハーぶりには呆れるしかないが、本人がスクープと思って撮った写真はあまりに写りが悪く、本誌のグラビアに掲載されることなくボツになったことも全然気にしていない様子。「もう少し職業意識を持て!」とK副編集長に叱責されるも、「だって休暇中だし、使い捨てカメラしか持ってなかったんだから仕方ないも〜ん」と開き直っている始末。しかし、最近になってキムタクが工藤静香と同棲しているとの報道を見て、「うーん、あの時知っていれば、もっと現地取材したのに。複雑な気分……」とやっとキムタク離れをしたようで、スタッフ一同、ホッ。(99/12/28)