●アフガンのタリバン拘束大誤報の飯田勇カメラマンが帰国!いまこそ勇気あるフリージャーナリストのアフガン潜入を!!![]() アフガンのタリバン軍に対して空爆を続けるアメリカだが、ラマダン入り前の短期決戦は絶望的な状況となっている。しかも、地上戦に関しては、戦果どころか、米軍側にもヘリや軍隊に犠牲者が出ているとも伝えられるものの、米国側が否定。首都カブールやタリバンの拠点といわれるカンダハルの現地事情は散発的にしか伝わってこない。今回の米国のアフガン報復攻撃じたいには正当性が薄い分、米国側は情報統制や情報操作を徹底化しているからである。その詳細は11月10日発売の『噂の真相』が3大特集できちんと記事化しているので、是非読んでもらうとして、問題は日本人ジャーナリストの現地取材のありようである。 写真は、タリバンに拘束されたという大誤報を流された飯田勇カメラマンと取材の発注先でもあり、マスコミ取材の対応に追われた『フラッシュ』青木宏行編集長代理。パキスタンから帰国した29日の翌日、新宿ゴールデン街「L」で2人が今回の事態を語り合っているシーンである。 この「L」では飯田カメラマンが常連客の一人だったこともあって、タリバン拘束説が流れた後は、顔写真や情報を求めるマスコミ関係者が殺到し、テンヤワンヤ状態。しかし、その後人違いだったことが判明し、常連客は皆いちようにガックリ(笑)。というのも日本の大手メディアはタリバンやアフガンの北部同盟には記者を派遣しているものの、タリバン側の情報は、中東のCNN・アルジャジーラ放送局やアフガンのジャーナリスト頼みの状態。「ならば俺が!」と勇気ある日本人ジャーナリストがタリバン陣営側のレポートを手掛けてもいいはずだからだ。とはいえ、人命尊重で身動きのとれない大手の組織内ジャーナリストでは到底無理というのが偽らざる実情。となれば、自己責任と決意だけで「一旗揚げる」くらいの気概を持つフリージャーナリストに期待するしかないのだ。戦争取材には生命の危機がかかっているのは国際的常識だが、米国の大義なき泥沼化しつつある戦争をストップさせるのは”現地からの報告”、それも西側報道の方がより効果的なはずである。仮にタリバン側に拘束されたとしても、スパイではなくジャーナリストだったら殺害されることはあるまい。敵側の英国人、仏人も釈放されており、柳田大元氏だって釈放は時間の問題だろう。 「誰か潜入するカメラマン、ジャーナリストはいないかな」というのが本誌編集長の最近の口癖である。(01/11/6) |