●遂に「和久・西川刑事裁判」で論告求刑!編集長に求刑10カ月、Kデスクに6ヶ月!!

論告
 7月4日、東京地裁406号法廷にて、和久・西川名誉毀損事件の公判が開かれ、遂に論告求刑が行われた。この日、いよいよ検察側から求刑がなされるということで、傍聴席は報道関係者などでほぼ満席。公判は、まず冒頭から検察側が論告要旨を約1時間読み上げ、最後に求刑が朗読された。
 結果は岡留編集長が懲役10ヶ月、Kデスクが懲役6ヶ月の求刑。しかし検察側の論告はかなり無理があり、そして出版界事情やジャーナリズムの社会的意義をまったく理解していない一方的な内容だった。
 検察側の主張によれば「和久及び西川が他人に代作(ゴースト)させたのは個人的な行状にすぎない」「和久・西川は社会に対する影響力は小さい。公共的存在ではない」などと、信じ難き主張をくり返し、事実関係についても、検察側が一切の立証を放棄しておきながら「西川や和久が事実を否定している(から記事は間違い)」といった調子で「(和久のパクリについて)和久の個性的な作品に仕上がっているからパクリではない」などと笑止千万な論告を展開した。さらに『噂の真相』の評価にしても「揶揄したり嘲笑する侮辱的表現が多く品位に欠ける」「大衆のぞき趣味を満足させようという興味本位のスキャンダル雑誌」、そして編集長及びKデスクの情状に対しても「改悛の情が認められず再犯の可能性が極めて高い」(爆笑)というものだった。挙げ句は論告の中で「片手落ち」などという差別用語(放送禁止用語)まで飛び出し、また検察官が朗読中にたびたび自ら誤植を訂正するという場面もあり、どっちがいい加減なのか、と突っ込みを入れたくなるシーンもあった。
 そもそも、この刑事裁判は当時の宗像紀夫特捜部長の私憤にもとづく恣意的起訴が発端だけに、検察の”独自”解釈の辻褄合わせを聞いていても、気の毒になるほどだったが、次回本誌側の最終弁論でこれらの論告に対し逐一徹底反論し、当然ながら無罪の主張を展開する予定である。次回の最終弁論期日は10月10日(水)午後1時30分より406号法廷で行われる。いよいよ残る公判はこの日と判決のみの2日間となった。(01/7/4)