●「つくる会」教科書が異例の書店売り発売開始! 書店に山積みでまたまた組織買い狙いか

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「つくる会」の歴史・公民教科書が文部省検定に合格、これに対し中国・韓国両政府が激しく日本政府を非難する事態にまで発展したのはマスコミ報道でも周知の通り。もちろん本誌でもこの問題をたびたび取り上げ、最近では01年6月号で発売元である扶桑社の”あざとい教科書ビジネス”への思惑を報じた。そして本誌が指摘したとおり、6月4日”本当に”この教科書が一般書店にて発売開始されたのだ。検定を合格した教科書が実際の採用前に一般売りされるのは極めて異例のことだ。
「もともと検定に不合格だった場合を想定して、一般売りでベストセラーを狙い、それを背景に文部省に圧力をかけようとした。ところが事前のなりふりかまわぬ根廻しが功を奏して予想外の検定合格、しかもマスコミに大きく取り上げられ話題になった。文部省ではこの事前販売について『法律的には問題はないが…』というきわめて歯切れの悪い対応だったようだが、今後教科書ビジネスに本格的に参入したい扶桑社はチャンスとばかりに発売に踏み切ったようです」(事情に詳しい関係者)
 そのためか当初検定直後の3月に予定されていた発売時期も当初の予定より大幅に遅れての発売だった。現在のところ、都内書店にはこの2冊の教科書が大量に平積みされており、売れ行きも順調に見える。といっても「つくる会」お得意の大量組織予約&組織買いが今回も発揮された結果だろうと容易に想像はつく。ともあれこのおぞましいトンデモ教科書を採択する学校(教育委員会)が出現するかどうか注目される。(01/6/5)