●曽野綾子との民事裁判判決に対し控訴へ
判決文と謝罪スペースに問題ありと判断

 3月19日、午後1時15分、東京地裁で判決となった曽野綾子の名誉毀損訴訟に対し、本誌側は3月25日までに控訴する方針を固め、控訴期限である4月2日を前に控訴手続きに踏み切った。
 判決文では損害賠償金もゼロで、謝罪文自体はそれほど抵抗あるものでもなかった。本誌の民事訴訟に臨む心掛けでいえば許容範囲だったといえるかもしれない。しかし法律上、厳密にいえば問題ありの判決文。特に謝罪スペースと謝罪文の級数指定については裁判担当のK副編集長からも大きな不満が出ており、顧問弁護士とも相談の上、判決文の法的整合性にも問題ありとして最終的に控訴することを決定した。
 新聞報道はベタ記事とはいえ、「敗訴」の文字を踊らせ、朝日以外は本誌側のコメントも掲載しなかった以上、その敗訴イメージは広く伝わっており、公平性を確保するためにも本誌側の控訴という事実もぜひ報道して欲しいものだ。
 ちなみに判決後、新聞報道を読んだ読者から曽野綾子に関する情報提供が何本か寄せられており、それらの取材、記事化も含めて、曽野氏との闘いは公判廷内外でまだまだ続くこととなった。(01/3/31)