●『噂の真相』と『噂』のマガイモノ雑誌裁判が和解!本誌側が和解に応じた理由と面白エピソード

マガイモノ雑誌として発行された「噂」(政界出版社)に対して、本誌側が不正競争防止法違反で民事提訴していた裁判が3月15日(木)、東京地裁民事27部で裁判所提案の形で和解が成立した。和解案の内容はここをクリックして読んで欲しいが、『噂』側は本誌に混乱を生じさせたことに対して遺憾の意を表明した上で、表紙、背表紙など紛らわしいレイアウトや文字を使用しないことを約束した。  本誌側が裁判所の求めに応じて和解したことの理由としては、最近の民事裁判は基本的に裁判所が書証交換の後、和解を提案するパターンが強まっており、長期裁判をやってもさほどめぼしい成果は対費用効果においても得られにくくなっている点がある。本誌としても『噂』側が「パクリじゃない、似ていない」と言い張ったことで提訴に踏み切っており、「悪かった」の一言と反省があれば、執拗に争うことのない案件だったことは確か。  そして決め手となったのが、当初『噂』側は「7万部売れた」と新宿ゴールデン街あたりで吹聴していたが、その後の裁判の過程で『噂』側が証拠として提出した創刊号、2号目の実売部数は2万部を切っていたことが判明。さらに最近では1万部も割り数千部の実売しかないことも分かった。懸命な本誌読者のほとんどが、本誌とマガイモ雑誌との区別化をきちんと認識してくれたことが、鉾をおさめた最大の理由となったのだ。  余談だがこの『噂』の学習院卒のH子編集者は本誌編集長がバレンタインデーの日に「ロフトプラスワン」でトークをやった際、チョコレートをプレゼントしたり、本誌T記者と仲良く飲み歩いたり、なんとも友好的!? その後、本誌編集長自身も他誌の編集者や新聞記者らとも朝まで呑み歩くH子と出くわし、2回程一緒に飲むはめとなり、なんだか戦意喪失してしまったという。こんなアバウトかつアナーキーな女性編集者に救われたともいえる『噂』だが、H女史は近々『噂』を辞めるのだという。編集長風にいえばウームである。ともあれ、『噂』誌はマガイモの路線を辞めて、きっぱりとしたした正攻法で『噂真』の牙城を脅かすような誌面づくりを見せて欲しいものだ。ちなみにあの『ダークサイドJAPAN』は社長と編集長が「アイコラ」写真掲載で逮捕されたことで、社長から発売延長と誌面づくりのタブーを申し渡されており、早くも暗雲が立ち込めている。やはり創刊22年の実績を持つ『噂真』路線は、簡単にマネしてやれるものではないということか。(01/3/15)