森喜朗から『噂の真相』に送付された通知書・全文一挙掲載!!
 


通 知 書

 当職は、森喜朗氏の代理人として、貴社に
対し、以下のとおり通知したします。
一 公務員に対する名誉殿損は、1 公然と
、2 事実を摘示し、3 人の名誉を毀損
 した場合に成立する。且、4 その事実が
 真実であり、または真実ではなくても、行
 為者がその事実を真実であると誤信するに
 ついて、確実な資料・根拠に照らして相当
 の理由があると認められる場合は、例外的
 に不法行為の成立が否定されるとされてい
 ます。
  貴社は、「噂の真相」二〇〇〇年六月号
 において、左記事実無根の記事を掲載する
 ことにより、不特定多数の者に歪曲した事
 実を摘示し、森喜朗氏の名誉を著しく毀損
 しましたが、左記記事は、森喜朗氏に対す
 る取材は勿論、何らの取材行為もなされな
 いままに伝聞と憶測に基づき掲載されたも
 のであって、左記1乃至6のような、事実
 無根の記事を掲載して、森喜朗氏の名誉を
 公然と毀損し、左記7のような侮辱図画を
 記載し、且、公然と、森喜朗氏を侮辱しま
 した。
1「早稲田大学在学中、森はとんでもな
いスキャンダルを引き起こしていたにも
かかわらず、首相となった今日まで、身
内にもひた隠しにし続けているのだ。そ
のスキャンダルとはズバリ、今や日本の
権力のトップまで昇りつめた男が約40
年前、なんと売春等取締条例(売春防止
法の前身)違反で、警視庁に検挙されて
いたというのである。」(七頁二段目一
九行目)。
「そのスキャンダルとはズバリ、今や
日本の総理大臣にまで昇りつめた男が過
去、なんと売春等取締条例(売春防止法
の前身)違反で警視庁に検挙されていた
というものである。」(二七頁一段目二
一行目)。
「その年(昭和33年)の2月17日
から18日にかけて、新宿や浅草などの
青線、白線業者を売春等取締条例違反な
どで一斉摘発し、業者や女、客ら20人
近くを検挙したんだが、その客の中に、
当時まだ早稲田の学生だった森、そう、
今の総理大臣がいたんだよ。」(二七頁
二段目二四行目)。
2「森センセイは、(中略)地元に帰って
は香林坊(金沢市随一の歓楽街)で遊
んでいたんですが、そこである水商売の
女性と深い仲になり、(中略)一説には
先生はその女性との間に子供まで作った
といわれており」(二八頁一段目二三行
目)。「『自民党きっての文教族』であ
る代議士の家庭が、本人の火遊びによっ
て、20年以上も前に崩壊していたとは
驚きである。」(二八頁三段目五行目)
3「森は過去、政調会長室にいたTとい
う女性に手を付けたことがあったらしい
んだ。それを知ったTの親が激怒してト
ラブルになったことから、一気に話が広
まったんだが、結局、森が1千万円の慰
謝料を払うということで和解したようだ
。」(二八頁三段目一四行目)。
4「とこかく行儀の悪さは折り紙付き。
高級クラブに行っても『どんなパンツは
いてんだ』とスカートの中に手を突っ込
み、ナマ足を撫で回した揚げ句、パンツ
の紐を引っ張るという下品さ。ホステス
連中にも『おさわりパブと勘違いしてい
るんじゃないの』と悪評粉々ですよ。お
まけに、コレと見込んだ女は、しつこく
口説くときているからタチが悪い。」(
二九頁一段目一九行目)。
5「大手紙政治部記者もこう語る。(中
略)『外遊には智恵子夫人だけでなく、
なぜが(原文ママ・編集部注)秘書の美
樹さんも同行してしたんです。おまけに
森は外遊中、ブライベートでは智恵子夫
人より美樹さんと一緒にいることが多か
ったらしく、あまりのべタべタぶりに、
2人はデキてるんじゃないか、と同行記
者の間で噂になってました』」(三〇頁
一段目一八行目)。
6「首相就任直後から、森の資金管理団
体『春風会』が独禁法に違反していた土
建業者34社から、3百万円以上の献金
を受け取っていたことが発覚。また後援
会機関紙『春風』による広告料名目での
集金システムも明らかになるなど、マス
コミ各社は森の金脈を今、徹底的に洗っ
ていますよ(前出・政治部記者)政策理
念のカケラも入っていないサメの脳ミソ
を私利私欲のみに使い、コネと滅私奉公
だけで、最高権力者の座に這い上がって
きた、吠える声とガタイだけは立派な小
心者のオットセイ」(三一頁二段目六行
目)。
7 裸体の森喜朗氏が、立った状態で、ソ
ファーに座った裸体の高市早苗衆議院議
員の両肩に手を置き、それを部屋の窓か
ら「順子」と注釈が付された女性が眺め
ている図画(一五頁)。
二 これらの記事は、すべて事実を歪曲した
 事実無根の事実を悪意をもって報道したも
 のである。貴社は、これらについて何らの
 取材行為なしに右記事を掲載したものであ
 って、右記事を真実と信じるについて相当
 の理由も認められません。
  そこで、森喜朗氏は、貴社に対し、本書
 面到達後七日以内に読売新聞、朝日新聞、
 毎日新聞、日本経済新聞の各全国版朝刊の
 第一面に、三段抜き横幅一七センチメート
 ルの大きさで、訂正及び謝罪広告を掲載す
 ることを要求する。

平成一二年五月一一日

通知人
   東京都港区虎ノ門一丁目一番一八号
   ニュー虎ノ門ビル九階
   山本栄則法律事務所
   森喜朗代理人
   弁護士 山本栄則

通知人
   東京都新宿区新宿三丁目九番五号六
   階
   株式会社噂の真相
   代表取締役 岡留安則 殿
   同編集発行人 岡留安則 殿

*ちなみに森喜朗の代理人弁護士を「全国弁護士大観」より紹介しておきたい。
弁護士プロフィール