『サイゾー』 |
先月の本誌「CCIA」でも取り上げた『フジテレビが「噂の真相」編集長の番組出演予定をボツにした「真相」』という情報。詳しく説明すると、『噂の真相』の岡留安則編集長にフジテレビのトーク番組『鶴瓶、南原の日本のよふけ』(木曜深夜2時30分)から出演依頼があり、岡留氏が承諾したものの、9月10日発売の『噂の真相』に『愛する二人別れる二人』についてのヤラセ疑惑記事を掲載したのが原因で、フジテレビ側より急遽出演をキャンセル……ということらしい。 まあ、なんともケツの穴の小さい話だが、当の岡留氏はこのコトの顛末をどう感じてるのか? さっそく話を聞いてみた。 −−フジテレビの今回の対応について、どう感じられてますか? 「いやあ、そうですかって感じですか(笑)。昔、はじまったばかりの『週刊フジテレビ批評』への出演も直前にキャンセルされたし。理由は『しょっぱなから岡留は濃すぎる』って編成局からクレームがついたらしいよ。今回にしても番組プロデューサー自身は『噂の真相』の愛読者らしくて出てほしかったみたいだけど、編成局の方からダメ出しくらったみたいだね。フジテレビも面白い番組やってるように見えるけど、今回みたいに現場がやりたくても上が通してくれないっていうシステムが現状なんだから、そんなだと最高に面白いものはつくれないよね。大きくなっちゃうと自由がなくなるんだよ。その点ウチは小さい規模でやってるから強いわけ。『サイゾー』も小さいんでしょ?がんばってね」 −−あは、どうも恐縮です〔苦笑)。で、本当のトコロ、出てみたい番組ってあります? 「いや、ウチの読者はカタい人も多いからね。俺、活字の人間でしょ。活字の幻想を維持するためにも出ない方がいいんだよ。ウチでは猪瀬直樹とか二木啓孝とか有田芳生とか、ほいほいテレビに出たがる文化人を批判してるわけだし。やっぱり『紙媒体のカリスマに撤する』って感じだね(笑)。それにテレビで顔覚えられると、ラブホテルにもパチンコにも行けなくなるでしよ、ヤダよ」 −−じゃあ出演OKなんかしちゃダメじゃないですか!! 「そうなんだよねえ……受けたとき『まずいかなあ』と思ったんだけど。ウチの編集に言ったら『それはヤバいですよ!』って(笑)。でもOKしちゃったし、まあいいかなあ、なんて(笑)」 天下の反権力雑誌『噂の真相』編集長という肩書とは裏腹なこの鷹揚さ!個性派キャラである活字界のカリスマを活かせられる、度胸あるテレビ屋の不在こそが、どうやら現在のテレビ業界の真実のようだ。 (編集部) |