![]() 4月某日 大沢在昌を筆頭に宮部みゆき、京極夏彦というドル箱作家を抱える“文壇のバーニング・プロ”こと大沢オフィス。その大沢オフィスが株式会社化を目前に控え帝国ホテルで「大沢オフィス設立10周年パーティ」を開いた。しかしこのパーティ、招待客以外一切出入り禁止という厳戒態勢で開かれるという事前情報で、普段の文壇パーティに付き物の銀座の文壇バーのホステスたちも出席できず銀座ではブーイングの嵐という噂もあった。とはいえ、大沢オフィスの巨大化をいち早く報じてきた本誌としては、このパーティも見逃すわけにはいかない。というわけで、I嬢がパーティへの潜入を試みることにした。多数の編集者や出版社役員が受付している脇を何食わぬ顔で通り抜けパーティ会場への潜入に成功したI嬢。さっそく壇上で挨拶する大沢、宮部、京極らにカメラを向けた。「厳戒とかいって意外と簡単じゃん」と調子に乗って撮影していたそのとき、「どちらの方ですか」という声。振り返ると、大沢の小説のイラストレーターとしても知られる大沢オフィス社長の河野氏とその妹が! 仕方なく名刺を差し出すと「噂の真相???」と2人は驚きの声をあげ、そのまま会場外へとI嬢はつまみ出されてしまったのである。会場外で「うまく入り込んだけど、写真を取り始めるのが早過ぎたわね」と河野妹にごもっともな説教をされたというが、でも何枚かは写真撮れてよかったとI嬢は満足気に会場を後にしたという。「噂真」の取材はけっこう大変なのだということの一端がこれでおわかりだろうか。(02/5/10) |