2月某日 小誌『噂の真相』が4月号(3月8日発売)で創刊23周年を迎える。毎年この創刊月の4月号は恒例の特別増頁企画を組んでいるのだが、今回も様々な企画を用意したため、編集部はテンヤワンヤ。そのひとつ「『噂真』校正者が語る『噂の真相』とスタッフたちの内幕」(仮題)と題した座談会をゴールデン街某酒場で行う。出席者は、創刊直後から『噂真』校正者をつとめるベテランから最近になって関わり出した人など、新旧入り交じった4人のメンバー。各自思い思いの『噂真』、その変遷、そして編集部の内幕を語ってくれた。校正者といえば『噂真』を陰で支える重要なスタッフでもあるが、月4日間とはいえ、編集部員と共に仕事をする時間も多く、編集部の内情をかなり詳しく知る人たち。それだけに、かなり笑えるエピソードも次々飛び出したようだ。『噂真』は世間の見方とは逆にアットホームかつあけっぴろげな編集部の雰囲気に包まれており、それだけにスタッフたちに”革命的警戒心”とやらはゼロ状態のノーズロー会社。そうした詳しいエピソードについては、4月号の特別企画を是非読んでいただきたい。乞うご期待というというところか(笑)。(02/2/24) |
![]() 2月某日 日本赤軍のスポークスマン的立場にあった元映画監督足立正夫氏がレバノン人の妻を連れて編集室を来訪。本誌編集長もレバノン帰国後に足立氏のごくろうさまパーティで顔を会わせて以来の再会だった。 足立氏の用件はふたつ。ひとつは神奈川県藤沢市の市立小学校で重信メイさん(房子氏の子供)が担当教諭の要請で小学生を相手にパレスチナの文化について語る予定だったが、イスラエル大使館が「テロリストの母親を肯定している人物を呼ぶのは問題だ」と抗議して、結局中止となった事件について。イスラエル大使館の抗議は不当として署名活動をやっているので協力して欲しいというものだった。もちろん、即承諾する。 もうひとつは1月27日付読売新聞が報じた87年フィリピンの三井物産マニラ支店長だった若王子さん誘拐事件で、日本赤軍最高幹部として現在宮城刑務所に収監されている丸岡修受刑者が舞台裏で指示してフィリピンの新人民軍(NPA)が実行に移したとの記事を掲載した問題について。丸岡受刑者が逮捕された時、この誘拐事件で身代金として支払われたドルの一部(数10枚の10ドル札)を所持していたという。この読売の今さらの大胆な記事のニュースソースは明らかに公安のリークだと推察されるが、丸岡受刑者は刑務所で面会した人物に、この報道を強く否定したという。そのため、足立氏や弁護士の大谷恭子氏らが読売に対して名誉毀損で民事提訴したいが、どうだろうかとの相談だった。編集長は「とりあえず内容証明便で謝罪文を求めたらどうか。回答がなければ提訴し、公安情報の実態をあぶり出したらどうか」とアドバイスをする。とにかく警視庁記者クラブの面々は公安の巧みな情報操作に乗せられ、いわば書き得状態。裁判でこの部分にメスを入れられれば、タレ流し状態への警告にはなるかもしれない。 本誌編集長は、足立氏がレバノンで日本赤軍兵士だった時代には面識はなかったが、『噂の真相』はレバノンのゲリラキャンプ(!?)でも回し読みされていたということを初めて聞かされる。ウーム。(02/2/6) |
![]() 2月某日 あの赤軍派元議長塩見孝也氏から久々の電話があり、「一度会いたい」との申し入れ。塩見氏は一時期北朝鮮「よど号」グループのスポークスマン的役割を果たしており、「よど号」グループの朝鮮労働党一辺倒の政治主義、秘密主義にウンザリしていた『噂の真相』としては、塩見氏と一線を引いていた。しかし、塩見氏は「いや、俺は対立しているつもりもケンカをしているつもりもないし……」との事で、塩見氏が編集室を来訪。「近くで一杯やりませんか」との塩見氏の誘いで近くの文壇バー(!?)Eに。塩見氏は病気をしたこともあってか、かつてのような北朝鮮擁護論やかたくなな思想性は消えており、本誌編集長も「塩見さんも成長したじゃない」とチャチャを入れながら談笑。塩見氏は自分から所望してブランディを呑んでいた。結局、これも本誌編集長のおごりで、塩見氏が書き下ろし出版した「さらば赤軍派 私の幸福論」(オークラ出版)の出版記念パーティの呼び掛け人まで引き受けるハメとなったという。さすが元革命家のオルグは今も健在ということか。ちなみに出版記念パーティは2月17日午後1時より、日本出版クラブ会館で開かれる。(02/2/6) |