5月某日 香港映画フリークの本誌スタッフM女史は、その情熱が嵩じて最近広東語を習い始めた。そのMが広東語教室の帰りに新宿南口を歩いていると、そこには黒山の人だかりが。何事かと思い、覗いてみると、な、なんと香港映画のロケをやっているではないか! しかもそこには香港四代天王・アンディ・ラウの姿が!!! 特殊メイクでかなりのおデブになっているとはいえ、目の前にいるのは間違いなく本物のアンディなのだ。
 興奮したMは会社や友人たちにその狂喜を伝える電話をしまくり、それを聞いた編集部の女性スタッフや友人がロケ現場に集結する事態に(なんとミーハ―な)。さらにロケ見学を続行していると、スタッフが何やら指示を出し、Mはエキストラとして動員されるというラッキーな展開に。Mの興奮が絶頂を極めたことはいうまでもない。
 撮影の合間には『加油!華仔!(アンディ、がんばって!)』と書いて、アンディにアピールしたところ、アンディは優しく手を振ってくれて、またまた感動!共演者の林雪には握手&サイン&記念撮影までしてもらい、まさに夢心地。
 次は広東語でバリバリに会話してみせるわ!と、ますます香港熱が高まった一夜であった。ちなみに撮影が終わったのは朝の4時だったという。これを聞いた編集長曰く「その熱心さでスクープの一つも取ってくればいいのに。ったく。永田町や霞ヶ関の権力者と死闘を続ける『噂真』の内情はしょせんこんなものか」とガッカリの様子だった。(01/5/30)


5月某日 東京、千代田区の一ツ橋にある日本教育会館の第一会議室で「個人情報保護法『バスターズ』5・29大集会」なるイベントが開催された。このイベント、「個人情報保護法拒否! 共同アピールの会」が呼び掛けたもので、会場にはフリージャーナリスト、出版社編集者、メディア関係者など200人を越える人々が詰め掛けた。
 司会はウェブ現代編集長の元木昌彦、基調講演に評論家の宮崎哲弥、ジャーナリストの斎藤貴男。後半のパネルディスカッションには吉田司(ノンフィクション作家)、宮崎学(作家)、最相葉月(作家)、魚住昭(ジャーナリスト)、日名子暁(作家)が参加し、それぞれがそれぞれの立場で今国会に上呈された個人情報保護法案の問題点を指摘した。今回の集会も大々的なものだったが、これは個人情報保護法を多くの出版関係者が問題視しているからに他ならないだろう。
 なにしろ、この個人情報保護法が施行されると、雑誌メディアやフリージャーナリストの取材などは対象者の承諾なしには一切できない。例えば政治家や官僚から芸能人までのスキャンダルなどはいっさい表に出ることがなくなってしまう。現行の名誉毀損裁判ですら、公的目的、公益性、真実性があれば書けるというのが憲法が認めた「表現の自由」なのに、それすら超越する言論封殺の最終兵器なのだ。まさに憲法違反の稀代のトンデモ悪法なのである。
 これは自らのスキャンダルで崩壊した森喜朗前政権が、スクープを連発した出版社系の雑誌メディアを明らかに狙い撃ちにしようとしたもので、いわゆる自民党守旧派の“断末魔”の所業なのだ。この日、あいにく編集室は校了直前のハードスケジュールで、岡留編集長は出席できなかったが、本誌は6月発売の7月号でも取り上げる予定で、今後とも徹底批判を続けるつもりである。(01/5/29)


5月某日あの元「美少女系AV女優」青山ちはる嬢が来社。青山嬢といえばなんといってもラッキィ池田との電撃結婚・離婚騒動、最近では人気プロレスラー村上一成との同棲時代に借金を踏み倒されたことを写真誌に暴露したり、「あの人は今」番組に出演するなど、ワイドショーやスポーツ紙などマスコミにたびたび登場しているスキャンダルタレント。ミーハーな編集長はHP用だと弁解しつつ、さっそくツーショット写真を撮り、思わずやに下がっていた。このところ編集室への押しかけ来訪者といえば右翼もどきの鳥肌実や本物の右翼「皇道正論社」など、どちらかといえば会いたくない面々が続いただけに、編集長の気持ちも分からなくもないが…。青山嬢がなぜ編集室に来社したかは、次号記事に乞うご期待! としておこう。ヒントは面白スキャンダル、である。(01/5/29)