3月某日というより3月19日、和久(西川)刑事裁判のクライマックス・岡留編集長の最終主尋問と反対尋問が行われる。やはりというか編集長登場、ということで傍聴人も20人以上と通常よりかなり多めの数だ。傍聴人の中には”応援”に駆け付けてくれたあの三浦和義夫妻の姿もあった。今回は前回の和久に関する岡留主尋問に続き、検察による反対尋問が行われる。編集長は西川に関し、「和解成立後、『反省している、勉強になった』との反省の弁を西川本人が私に話した」と証言し、西川本人が刑事告訴を取り下げ『噂真』に対しては刑事処罰を求めないと法廷証言したにもかかわらず、裁判が続行していることの”矛盾”と”不満”を指摘。さらに検察側が当公判の開始にあたり、公訴事実の真実性を証明するといったのに、一切しないことも批判した。『噂真』が和久や西川を取り上げたことの公的目的、公益性、社会的意義、さらに今回の起訴が宗像紀夫特捜部長(当時)の私憤に基づくものだということを詳細に証言した。続く反対尋問で検察側はこれまでの『噂の真相』の刑事、民事の訴訟件数、和久、西川についてどの程度確認作業をしたのかなどの尋問が続き、さらに裁判官2名からのプライバシーなどに関する尋問で、最終尋問はめでたく終了した。裁判長自身が尋問するシーンはなかなか緊迫的だった、とは傍聴人の弁だが、岡留編集長は「裁判官側に文化人などオピニオンリーダーを取り上げる公益性に理解がイマイチだったのではないか」との感想をもらしている。さらに編集長及び弁護団がショックを受けたのは尋問終了後の手続きのやりとりの中で、裁判長が宗像紀夫の証人尋問要請をあっさりと却下したこと。宗像はあれだけの悪事を重ねながら現在も最高検の刑事部長の要職にあり、この間、裁判のために時間も費用もかかり、尚かつパスポートまで制限される苦痛を強いられた編集長の憤りは解決されないまま、判決になることとなった。次回は5月8日。これまで残っていた諸手続きが1時間ほどで終了する予定で、傍聴不要。いよいよ求刑に突入する予定である。(01/3/19) |
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| 3月某日 本誌『噂真』4月号の「編集長日誌」でも書いたように、宮城刑務所を出所して晴れて自由の身になった、あの三浦和義氏がメロンを持って編集部を表敬訪問。三浦氏は編集部に入るや否やその場にいた本誌スタッフの働きぶりを気軽にねぎらったり、パソコンを覗き込んでスタッフに質問したりと、そのフランクさには”ナマ和義”を初めて見るスタッフたちも驚くほどだった。その後出社してきた本誌編集長としばし雑談。とそこに、今度は新宿のトークライブハウス「ロフトプラスワン」の平野悠代表が大量の肉まんを持って来社。なんでも「ロフトプラスワン」絡みの”いいネタ”があるとかで、編集長に直接相談するためにきた、とのこと。はからずも「濃い中年」の揃いぶみとなったところで話は盛り上がり、揚句の果てには恒例の「ロフトプラスワン」での年2回の「噂真プレゼンツ」企画のうち、6月分を編集長と三浦氏のトークショーで、との話まで決まってしまった。編集長としては三浦氏の獄中体験を中心に、聞き出し役としてイベントをやろうというつもりのようだ。三浦氏ほどマスコミ報道の集中砲火を浴びた体験を持つ人物はいないだけに、興味深いマスコミ報道の裏側や獄中の秘話が聞けるかもしれない。乞うご期待。 ところで4月号編集長日記に誤りがあったので訂正しておきたい。三浦氏は「控訴審」ではなく「上告審」であり夫人の良枝さんの名前が一ケ所芳枝となっていた。ホントに申し訳ない、と編集長は頭をかくことことしきり。(01/3/15) |
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| 3月某日 本誌4月号のグラビア「無頼派作家中上健次の愛娘・中上紀の青春時代の一枚」に登場した、作家・中上紀サンと交際していたロック歌手・KENT氏が、自身のバンド「Vitch’n’Witch」のベースの持永賢一氏と共に来社。KENT氏は今回のグラビア記事に対し「自分の意向通り」と非常に喜んでくれており、そのお礼と、バンドの今後の営業活動のため編集部に一度顔を出したいと言っていたことが今回の来社となった。アンダーグラウンド情報はお手のものでもロックにはウトい編集長に営業は、少々お角違いの気もしたが、何かあったら、と編集長も約束する。しかし、まだ中上紀サンからは連絡がないとのこと。中上紀サンには、本誌としても、二人の再会の場をセッティングしても良いと思っていることを伝えておこう。乞う連絡(笑)。 (2001/3/14) |
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| 3月某日 4月号校了あけ、「サイゾー」編集部のH女史が「マスコミタブー」について本誌編集長取材で訪問。H女史の編集室訪問は2度目。まだ若いH女史が熱心に取材しているところに、次の約束の予定だった東スポのカメラマンとスタッフが早目に到着したため、「サイゾー」が取材中のーンを撮影してもらう。東スポの「今週のトークバトル」を3月中の各月曜日発売分で4回の連載をやるため、それ用の写真を撮るためだ。東スポの写真はプロレス新聞的センスで、何だかエラソーなポーズをさせられるので、なるべく自然体の写真にしてもらおうと狙ったのだが、「サイゾー」編集部員が帰ったあとからは、もう、お笑い芸人なみのエグイ系のポーズをたっぷりと取らされ、いささかウンザリの編集長であった。その写真の”成果”は東スポでどうぞ。(2001/3/6) |
3月某日 日曜日の昼1:30より新宿区市谷のにっしょう会館2Fホールにて「ホイッスルブロワー(内部告発者)の声を聞く」というシンポジウムに本誌編集長がパネラーとして参加。主催は人権アクティビストの会(代表・保田行雄)で司会も保田氏。パネラーはベテランは国立感染症研究所の新井秀雄研究員、人権回復を求める石播原告団団長の渡部鋼氏、『RauM』発行人の川田龍平氏。 以前、保坂展人社民党議員の当選を祝うシンポジウムでの出会いが川田氏との初対面だったが、今回も川田氏に頼まれたため、校了明けの日曜日にもかかわらず出かけていく羽目となる。 いま自民党は青少年社会環境対策法や個人情報保護法といったメディア規制を狙っているが、この川田氏らの主張は、役人や企業からの公的目的の内部告発に対しては法律的にも身分等を保護すべきだという、対極の主張。すでにアメリカなどでは法的保護の方向性にあるが、いまの自保公政権下ではとうてい無理だろうが、政権が変われば可能性は出てくる。 川田氏はHIV訴訟で厚生省の悪質な資料隠しを体験したのみならず、HIV混入の血液製剤を用いられたことで薬害エイズの患者にされてしまった張本人だけに、この法案は是が非でも実現したいというわけだ。会場には衆議院補選で無党派ボランティアに支えられて当選した川田悦子議員の姿もあった。尚、この日予定されていた外務省機密漏洩事件で有罪となったものの、その真実性が最近になってようやく証明された元毎日新聞記者の西山太吉氏は「私は刑事判決を受けた身」として出席を辞退したという。(2001/3/6) |