●編集日記 2000年11月分
|
11月某日 長野県知事選で当選した田中康夫氏を祝うパーティが六本木の国際文化会館で開かれた。この会場は田中氏のぺログリ日記でもおなじみの場所。このパーティーはごくうちわの人々だけを招いたもので出席者は80名くらいの規模。司会の南美希子氏によって、田原総一朗氏のあいさつ、大宅映子氏による「クリスタル」シャンパンの乾杯があっただけで、後は歓談のみ。もちろん田中氏は質問が出る度に何回も発言し、相変わらずのバイタリティぶりを発揮。会場には羽田孔や仙石由人といった民主党議員の顔もあり、他は佐高信、石川好、三枝成彰、西川りゅうじんといった文化人や選挙支援のメンバーたち。本誌からは編集長とK副編集長が出席したが、編集長は田中ファンという女性を2人を引き連れての参加。女好きで知られる田中氏のパーティにしては女性参加者が少なく、その2人がやたら目立っていたのは編集長の計算違い。 それはともかく田中氏は知事選出馬以降極端にペログリが減っており、あの性欲は一体どこへ行ったのかの声もしきり。ウソは絶対書かないと豪語している田中氏だけに善意に解釈すれば、選挙運動から公務にと変化はあったものの、超多忙の為にペログリどころではないとも言えよう。長野県民にとっては喜ばしいことかもしれないが、本誌の田中担当のK副編集長は原稿の入りも遅くペログリ日記の良さでもあった硬と軟の軟の部分が少なくなり、少々不満ぎみ。しかしこれも知事職が一段落したら、本来のペースにもどるだろうと編集長の方は鷹揚なかまえ。次号(1月号)も知事選スペシャルで増頁の予定である。写真は取材一切禁止という条件の中で、会場でサービスされていたポラロイド撮影で、おどけて見せる田中氏と本誌編集長(00/11/30) |
11月某日 日本赤軍リーダーの重信房子氏の国内逮捕でマスコミは大報道。重信氏は今年の4月号でも本誌に手記を寄せていたこともあって、大阪にいたことじたいに編集スタッフも衝撃を受けたことはいうまでもない。その渦中、ある超美人のアラブ人女性が編集部を訪問。日本赤軍で先に強制送還されてきた足立正夫氏らの公判で証言するために訪日したレバノンの弁護士アブサード氏の娘さんラワン嬢である。まだレバノンの学生で将来は弁護士になりたいと語る彼女の美貌には本誌編集長もビックリ。写真のようにツーショットの握手シーンを撮るというミーハー(!?)ぶりを発揮。いうまでもなく、彼女の訪問は、レバノンで拘束され、日本に強制送還された足立正夫氏らの事件を本誌が何回か記事にしたことでの“表敬訪問”というわけだ。とはいえ、なぜ弁護士本人ではなく、娘さんだったのか。 「その予定だったのですが、救援連絡センターの山中事務局長が難色を示したんです。『噂の真相』で個人的スキャンダルを書かれたので怒っているらしいんです。救援活動に関っている割に小心で心がせまい人なんでしょう」(支援者の一人) むろんそれだけでなく、本誌が北朝鮮『よど号』グループのスタ官体質や朝鮮労働党のカイライぶりに対して批判的な点もあるのだろう。それはともかく本誌編集長は革命思想はとっくに捨て去っているのに、「彼女と一緒ならパレスチナ闘争に参加してみたいものだね」など呑気なことをいっており、「重信も老けたね。かつてのイメージを守り抜くために、ずっとアラブの大地にとどまり続けて欲しかった。たとえ幻の革命家になりはててもね」などと俗物根性まる出しの発言にはスタッフも口あんぐりだった。せっかく重信房子氏が警視庁の厳しい取調べの中で、本誌のために独占手記を書いてくれたというのに、である。(00/11/30) |
11月某日本誌『絶対安全Dランキング』でおなじみの高橋春男氏と、恒例の年に一度の飲み会&カラオケ大会。岡留と歴代担当者4名が参加した。一軒目の小料理屋ではふぐのコースに生ガキやカニを味わいつつ、早くも高橋さんの爆笑トークが炸裂。どちらが接待を受けているのやらという状態だ。次に店を出た一行は編集部近くの花園神社へ。この日は冬の風物詩酉の市の日で、境内は深夜だと言うのにかなりの人であふれかえっていた。この見学も恒例。そして高橋氏と新担当Iはまだ未体験だという見世物小屋に挑戦。口上に誘われるままにおどろおどろしい雰囲気の漂う小屋の中へと吸い込まれていった。しばらくして出てきたふたりは何やら興奮気味の様子。何と観客の中に超有名人を発見したというのだ。急きょ隠し撮りを遂行せよとの岡留の指令が飛び、見世物小屋の入口でスタンバイすることに。高橋氏も『これが噂の真相の取材の手口か』と感心(というより呆れる?)の様子。詳細については、次号グラビアでお伝えする予定なので、お楽しみに。 花園神社を後にして、区役所通りのカラオケボックスに場所を移してカラオケ大会。フォーク縛りのルールが設けられ、20代から50代のメンバ−が旧新入り交じってフォーク合戦を繰り広げた(岡林信康が歌った「私たちが望むものは」を歌い出した岡留が、重信房子逮捕で取材が殺到し、当時の状況がこのところ脳裏にこびりついていたこともあってか、感極まる場面も……)。最後はオカマ文壇バー『L』。場所がらか、妙にシモネタ中心で盛り上がり、お開きとなった。夜の7時に始まったこの会だが、店を出たのは何と朝の7時半……、12時間を軽く経過していた刺激的トークの一夜であった。(00/11/14) |
11月某日12月号の特集記事でも”宣言”した通り、11月10日午前、遂に本誌は森首相に対し名誉毀損で東京地裁に民事提訴した。それに伴い同日2時15分より霞ヶ関の弁護士会館1003号室において『噂真』史上、初めての記者会見を行った。会見を行ったのは本誌の岡留安則編集長、顧問の芳永克彦弁護士、内藤隆弁護士の三人。まず、岡留編集長が森首相を反訴するに至った経緯を説明し、続いて芳永弁護士が、これまでの森首相との裁判の経過、その不誠実な対応ぶり等を解説した。会場には新聞、テレビ、週刊誌に加え海外メディアなど30人以上のマスコミ陣が集まり、テレビカメラも6台回り、「初めての記者会見にしてはなかなか様になっていた」、とは受付をやった二人の女性スタッフの弁。どの程度の報道になるか、本日夕方以降、要注目だが、この裁判が始まることで、森首相の「売春歴」そして「国会での虚偽発言」がはっきりすることを大いに期待したい。何しろ本誌の反訴によって森首相は検挙歴がないことを自ら証明する”義務”を負うことになるからだ。その証明をしない限り、森首相は本誌に敗訴し、損害賠償金を支払うという屈辱を味わうことになる!! 支持率10%台の森喜朗もいよいよ断末魔ということか。(00/11/10) |