●編集日記 2000年4月分
4月某日 お笑い業界の最大手、吉本興業の東京支社が東京本社に昇格したことを記念して、ホテルオークラで盛大なパーティーが開かれた。 吉本は太っ腹なことに本誌編集長にも招待状を送ってくれたのだが、招待状が届いたのが前日だったこともあって(笑)、残念ながら所用で欠席。スタッフTが出席した。 それにしても、さすがお笑い業界のトップを独走する吉本だけあって、パーティーは豪華そのもの。司会は徳光和夫にフリー初仕事の八木亜希子のふたり。八木との関係を噂される吉本所属の明石家さんまは欠席で、残念ながらツーショットは無し。 もっとも、会場にはダウンタウン、ナイナイ、間寛平、ロンブー、ココリコ、桂文珍、山田花子といった吉本のお笑いタレントが仕事の合間を縫って大挙して出席。テイ・トウワ、デーモン小暮、フェイレイといった意外にも吉本所属のミュージシャンに、横綱・曙らの関取衆も駆けつけていた。 だが、それ以上に豪華だったのが業界関係者の顔触れだ。なにしろ会場には、本誌が取り上げたことのある芸能界、マスコミ業界の大物が勢揃い。NHK海老沢勝次会長、日本テレビ氏家齋一郎らのマスコミトップに、電通、博報堂の広告代理店。大手芸能事務所の関係者と目移りしてしまうほど。 中でもさすがの大物ぶりを発揮していたのが、バーニングプロの周防郁雄社長だ。次々に業界関係者が挨拶に訪れては、途中で何やらヒソヒソ話。中でも、この数日前に発覚したV6の森田剛のレイプ疑惑の仲裁人ともいわれる廣斎堂の長良じゅん社長との会談は気になるところだ。 ちなみにこの日、吉本興業と関係の深いはずのジャニーズ事務所の関係者はひとりも目撃することはできなかった。どうやら、V6森田剛のレイプ事件が影響しているようで、この日は、詰め掛けたスポーツ紙やワイドショーの記者たちも、会場内での取材は禁止となっていたほどである。 帰ってきたTはひとこと「メリーとジュリーに会いたかった」。ジャニーズ事務所ネタに生きがいを見せるいかにもTらしき発言だった。写真はダウンタウンと林裕章吉本興業東京本社社長(4/28) ![]() 4月某日 昨年来“大政翼賛会”自自公(自公保)にすっかり押されっぱなしの感がある民主党、菅直人から本誌編者長宛に政治資金パーティの招待状が届いた。あいにくこの日は本誌6月号の締め切りとあって、編集長が欠席を余儀なくされたため、編集長代理として記者Nが出席。パーティの模様をリポートする。 パーティの名称は「『菅直人株』国会上場20周年記念の集い」。作家の石川好や、かつてはベンチャー3銃士(笑)と呼ばれた「パソナ」代表の南部靖之、漫画家の本宮ひろ志ら各界著名人ら17人が呼びかけ人となり、赤坂プリンスホテルで開催された。 「菅直人株」とは、菅が国会に挑戦しはじめた頃から、支援者らが活動資金を集めるために「発行」しているもので、今回のパーティは、菅が1980年に4度目の挑戦で初当選し、国会に「上場」してからちょうど20周年を記念し、開かれたというワケである。 「集い」は午後5時から石川がコーディネーターを務め、菅、南部、本宮の3人がパネルディスカッション。続く懇親会には個人支援者ら約3千人が詰めかけ、菅直人夫妻が壇上に上がると会場から拍手が沸いた。 司会の西川りゅうじんが、カン高い声でダジャレを連発する中、民主党の江田五月、「ニュース23」の筑紫哲也に続いて、本誌99年2月号で女性スキャンダルを暴露した連合会長の鷲尾悦也、菅との不仲説が根強い民主党代表の鳩山由紀夫らが次々と登壇。管直人にエールを送っていた。また会場には元新進党で、今は小沢と袂を分かった渡部恒三のほか、社民党副党首の伊藤茂、同じく社民党の辻元清美ら他党の代議士の姿も見え、訪米中の自民党元幹事長、加藤紘一からのメッセージも届けられた。 壇上では「より広範な支持を集め得るよう、我々労組もがんばる」(鷲尾)、「総選挙で勝ち、政権交代可能な野党を目指す」(鳩山)、「初心に戻ると同時に、30、40代の若手とともに日本を変える活動を続ける」(菅)などと、威勢のいい挨拶が続いた。が、永田町では次期総選挙で、自公保が圧勝すると予測されており、おまけに総選挙後は「松下政経塾出身者を中心に自民党に鞍替えする民主党議員が続出する」などという不穏な情報が流れていることでも分かるように、よほどの幸運に恵まれない限り民主党の苦戦は必至。 議員就任20周年、そして伸子夫人との結婚30周年を迎えた菅には、本誌から「せめて自公保に一矢報いるぐらいの野党になれるよう、御用労組ベッタリの代議士や、ネオ自民党的な輩を内包する民主党の体質刷新が急務」と、少々厳しい注文をつけた上で、頑張れとエールを送っておこう。(4/27) 4月某日 この「噂の真相」ホームページを昨年10月10日の開設に向けて準備し、その後も更新などでフォローしてきた二人の学生バイトはいずれも大学4年生だったが、この度、二人とも進路が決定したので、報告しておきたい。早大生バイトN嬢は今春、大学を無事に卒業し、某国立大学の大学院に進学。もう一人のA君は何と某マスコミに入社となったのである。さすがは『噂真』バイト生、というところだが、二人はくれぐれも『噂真』バイト歴を周囲に漏らさない方が無難だよ、というのが編集長のお祝の言葉。いささか変な話だが、それが現実社会というものなのである。『噂真』がいくら市民権を得たとはいえ、何かあれば『噂真』に告発されるというのは、いかなる組織でも恐怖らしいのである。ともあれ、お二人に「おめでとう! そしてたまには仕事も手伝ってね」とスタッフ一同、エールを贈っておきたい。(00/4/27) 4月某日 “黒幕”中森明夫氏の主催する“お花見”が四谷の土手で開かれた。本誌からはスタッフM、Y、バイトIが大挙して出席。何しろMは幹事の大役を仰せつかり、事前にロケハンまで決行するという熱のいれよう(仕事もこのくらいやれ!と編集長のカゲの声)。が、お花見とは名ばかりで総勢20人に及ぶ飲めや歌えの大狂乱宴会だったのだ。桜の下ではフォークギターの伴奏でのカラオケ大会。最初は和やかに春めいた歌をみんなで歌っていたのだが、いつのまにか無類のカラオケ好き編集Yが歌詞カードを一人占めし、アニメソングを歌いはじめ、ワンマンショー気分で歌いまくる。そこで、怒りだしたのが、Mや他社の編集スタッフ。もっともり上がれる曲を!と「ラブマシーン」をリクエスト。歌詞カードがないと言われるや、フリつきで歌い出し、しかも、なぜか週刊SのHと本誌Mが歌の途中で全裸になりだしたのだ。会場は大爆笑。歌が一通り終わり、服を着るラブマシーン全裸軍団だったが、「やはり、この季節はまだ底冷えがする」と震えていた。 そんなこんなで、二次会に移動するや、今度はとあるライターがとある編集者と口論。殴り合いが始まってしまった。しかもライターはケンカ空手10段の腕前なだけに、攻撃するいっぽう。そこへ仲裁に入ったのが、黒幕中森氏であった。さすがの中森氏の仲裁にケンカはおさまったものの、座り直した中森氏の様子がどうもおかしいではないか! 何かがない!メガネがすっ飛んでしまっていたのだ。しかもメガネを拾い上げると、メガネのフレームがまっ二つになってしまっていた。パンチはくらっていない中森氏だったが、ケンカ空手10段の風圧でメガネが壊れてしまったのだ。中森氏いわく「10年愛用していたメガネだったのに…」とがっかりした様子。その落胆ぶりを見たバイトI 嬢は「中森さんは今月の特集では90年代の論壇、文壇の検証で文化人を斬って、今日、メガネまで斬ってこの10年を総括するなんて凄い!」と顔を赤らめていたというスタッフの証言もあるが、I嬢本人は「赤らめてない!!」とあくまで否定しているという。(4/5) 4月某日 新宿ゴ−ルデン街には週2日は出ている本誌編集長だが、さる夜中、とん だハプニングに遭遇。行きつけの店「L」で飲んでいると、外で突然のドタバタ劇。急 いで店のドアからのぞいてみると、かなり体格のいい男が、別の男に馬のりになり強 烈なパンチをあびせたり、ケリをいれたりのすさまじいケンカ中。殴られている方の 男は目尻のあたりが切れて、血だらけ。それを見た本誌編集長は、その体格のいい男 を後ろから抱きかかえて「いい加減にやめろ!このままでは死ぬぞ!」と怒鳴って ケンカの仲裁に入り、二人のケンカをストップさせたのだ。その直後、編集長は知り合いの見物人に「警察ではなく、救急車をすぐ呼んであげろ」と指示。間もなく救急車がやってきたが、何と警官も一緒ではないか。面倒なことにかかわりになりたくないとばかりに編集長はさっさと店に戻り、再び悠然と飲み始めたという。後日、そのケンカの二人は体格のいい方が某大手企業の社員、殴られていた方は某週刊誌の記者だったことが判明。数日後、目尻には生々しい傷の残ったその週刊誌記者が、本誌編集室に文明堂のカステラを持ってお礼にやってきた。その報告を聞いた編集長曰く「老いたとはいえ、昔は空手初段の実力」と、すまし顔。もっともこの空手初段というのは二段の相手と6分4分で闘ったことがあるので自称初段だったと吹聴しているだけというウワサもある。それにしてもこの編集長の男らしさに新人I嬢は「カッコイイ!」と顔を赤らめていたというスタッフの証言もある。が、I嬢本人は「赤らめてない!」と強く否定しているという。(4/4) |